プレス機械は、長年の使用により、精度に関わる各部品に摩耗や損傷、変形が生じ、精度の低下が発生します。精度低下という問題は、ただ表面をキレイにするだけの加工では、解決することができず、現状の精度に応じた適切な加工（精度加工）を行う必要があります。しのはらプレスサービスでは、精度を分析し、機械加工を行う優秀な加工スタッフと高精度の加工を実現する加工設備を揃えています。

大型プレス機械では、スライド、ボルスタの反り、ネジレ、打痕キズによる精度低下が発生しやすい傾向にあります。いざ精度を復元しようとしても、どこに依頼すればよいのか、どのくらいの費用と工期がかかるのか、どこまで精度が回復するのかなど、問題がたくさんあります。しのはらプレスサービスでは、見積りから工事完了まで一貫して対応できる技術力とスタッフ、設備を擁しています。

プレス機械は、モータのエネルギーをさまざまな部品、機構を使って塑性加工のエネルギーに変える機械です。このエネルギーを伝達する過程で、摩耗、損傷、変形等の異常が部品に発生します。これらの異常が発生した時、どのように対処されていますか。まだ、使用できる部品を新品に交換してはいませんか。しのはらプレスサービスでは、さまざまな加工技術を駆使し、異常が発生した部品を、新品と同等、または同機能に再生します。

スライドの上下運動は、いろいろな部分で連結され運動しており、連結部分には、わずかなスキマがあります。加圧力がかかると、このスキマが変化して、下死点での精度に影響を与えます。加圧力がなくなると解放され、スキマは元に戻るため大きな動きが生じます。このような変化を、総合スキマといい、JIS では特級から3 級までの4 段階で規定しています。長年の使用により連結部分には摩耗が生じ、スキマが増大します。このスキマが製品精度、金型寿命、さらには、プレス機械本体にも悪影響を及ぼします。しのはらプレスサービスでは、さまざまな加工技術を駆使し、スキマの適正化に取り組んでいます。