沿革
しのはらプレスサービスの前身である篠原機械製作所は、1960(昭和35)年以降、鍛圧機械メーカーとして本格的な生産を開始し、わずか10年間で、300トン以下のプレス機械において国内シェアの約50%を占めるに至りました。
その後、製品メンテナンスの分野を新たなビジネスモデルとして確立すべく、しのはらプレスサービスを創設、プレスメーカーとして一時代を築いた篠原機械製作所のDNAを受け継ぎながら、これからも成長をしてまいります。
知識集約型企業のはじまり
1973-1982
1973 | 川崎にて創業 |
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1974 | 初の拠点 岡山営業所を開設 |
1975 | 本社を川崎より船橋に移転 |
1976 | 修理から脱却し、点検を軸としたビジネスへ変換 「エアークラッチ」1号機が完成 |
1977 | 優秀企業として朝日新聞社に掲載 |
1979 | しのはらプレスサービスニュース第一号発行 |
1980 | 船橋市潮見町に本社・新工場を建設(現本社工場) 東京国際工作機械見本市でエアークラッチが話題となる |
1981 | 「作業標準」が完成 しのはらプレスサービス流技術を確立 |
生産設備のさらなる発展へ
1983-1992
1983 | 大原保養所オープン |
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1984 | 班長会議により6S運動がスタート 異業種交流により二次加工用ロボット「ワークマンS」開発 |
1986 | 大阪機工(OKK)とプレス機械提携のアフターサービス部門全面移管 短尺材供給装置「ワークロボDF」開発 |
1987 | 社員寮「ウイング」完成 |
1988 | 日本経済新聞社 「千葉の中小企業130社」に掲載 |
1989 | 東芝 三重工場 ノッチングラインサーボ化 融合化法による「ふなばしインタックス共同組合」設立 第二次本社工場増築工事 |
主力商品の開発へ
1993-2002
1994 | 光線式両手起動装置 「BREAK-A-BEAM」販売開始 |
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1995 | 豊田鉄工インドネシア工場 OH・移設工事を受注 |
1996 | トヨタ自動車 TMMC(カナダ)向け移設・OHプロジェクトを実施 第三次本社工場増築工事 |
1997 | 「SPS生産技術標準」作成開始 |
1999 | 雇用・能力開発機構の支援のもと 「7年間技術者育成プログラム」が完成 自動起動式安全装置「シャッターガード」開発 |
2000 | トヨトミアメリカ(TAC)移設・OHプロジェクトを実施 特許流通促進事業法活用(マツダスプライン部摩耗補修方法)ライセンス供与 |
2001 | トヨタ自動車 TMMK(アメリカ)向け 複動プレススライドシングル化・OH・移設プロジェクトを実施 |
2002 | 工業所有権制度活用優良企業表彰にて特許庁長官賞受賞 |
時代は海外へ
2003-2012
2004 | 日立製作所・上海工場向け新規油圧プレス8台を納入 阿部精機より油圧プレスのアフターメンテナンス業務を移管 第四次本社工場増築工事 メーカー的視点に立った修理として「メンテパック」を開発 |
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2007 | 優良申告法人として表彰 |
2008 | 「グッドカンパニー大賞」優秀企業賞を受賞 「(エコプレス)」が商標登録される |
2011 | トヨタ自動車 NUMMI(アメリカ)からIMC(パキスタン)への タンデムプレスライン移設・OHプロジェクトを実施 三菱重工製大型ボーリングマシン導入 第五次本社工場増築工事 |
2012 | アメリカオハイオ州デイトンに子会社(SPME)設立 |
三井三池製作所向け多関節ロボット自動加工ラインを納入 |
第三の市場の
新たな創造に向けて
2013-2023
2013 | 中・大型プレス機械向け「精密点検」がスタート ⅠHⅠとのメンテンス分野協業契約を締結 SEYI(台湾)とのメンテナンス分野協業契約を締結 刈谷営業所に初のショールームを開設 |
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2014 | アミノとのメンテナンス分野協業契約を締結 |
2015 | トヨタ自動車 南アフリカ(TSAM) レトロフィットプロジェクト完了 見本市MF-Tokyo2015 で 「」200tを展示 |
2017 | 停止性能測定装置「PRESCOPE」販売開始 |
2018 | 経済産業省 「地域未来牽引企業」に選定 |
2019 | 会社案内「しのはらプレスサービスのすべて」完成 |
2020 | ITツールを駆使した「デジタル点検」運用開始 |
2021 | ヨシツカ精機より粉末成形プレスに関する技術情報譲渡 |
2022 | 本社第三工場リニューアル「LUANA」オープン |
2023 | 見本市MF-Tokyo2023 |