2社の融合から生まれた
新たなソリューション。
2021(令和3)年、粉末成形プレスのメーカーである株式会社ヨシツカ精機の製造事業撤退に伴い、同社の所有する技術情報の譲渡を受けました。1973(昭和48)年の創業以来、粉末成形プレスを含む多様なプレス機械の点検・保守・リビルト&レトロフィット・改造等を手がけてきたしのはらプレスサービスの豊富なノウハウに加え、技術譲渡により得た情報を融合・駆使することによって、新たなソリューションを実現、お客様の現場状況に応じた最適の改善策をご提供します。
リビルト&レトロフィットで
最新鋭機と同等性能に復活
当社では、年間数台の粉末成形プレスのリビルト&レトロフィットを実施しており、対象となるのはヨシツカ精機のみならず、さまざまなメーカーの機械に対応しています。
リビルト&レトロフィットは、ただ単に各部品を交換し、新品と同等な状態に復活させるだけではなく、タッチパネルを付け加えて操作性を向上させたり、メカニカル機構を廃止して、油圧シリンダとDDV油圧サーボポンプを取り付け、サーボ駆動化させたりすることも可能です。『この機能が欲しいから新品を検討しよう』『この機能があったらもっと便利なのに』等の悩みをお持ちの企業様はぜひ、当社までご相談ください。
事例:玉川機械製 SUMMIT-20
ダイセットのオーバーホール&新規製作
粉末成形プレスの本体だけではなく、ダイセットのオーバーホールも行っています。長年ダイセットを使用していると精度不良や油漏れが発生しますが、当社でのオーバーホールにより、問題を解決できます。ダイセットは非常にシビアな精度が求められますが、当社では1つ1つの部品精度にこだわり、ほぼ全ての部品を社内で製作しています。
組付け時は、3次元測定器を使用して的確な組付けを行うことで、新品時と同等の精度に甦らせることが可能です。
ダイセットの新規製作も行っているので、既存のダイセットの老朽化が著しい場合や、予備のダイセットが必要な場合などにご相談ください。
新規粉末成形プレスの製造
当社では、創業以来、さまざまなオーダーメイド型の新規プレス機械を手掛けてきました。そうした中、この度、『イズム』を採り入れた新たな粉末成形プレスを製造することとなりました。
イズムとは?
使い勝手や安全性・保守性を考えたオリジナル商品を多数搭載!
新規粉末成形プレス:PCMH-40SU